職人の技術の結晶 SHC510N ~SHINBARI~

こんにちは、MOCA金剛店の芦野です。

本日は鯖江の職人の技術が詰め込んだBJのフレーム、『SHINBARI』をご紹介します。

 

BJ CLASSIC COLLECTION

SHC510N  Col.30-1

「芯張り」という技術を使い、テンプルに彫金のされた芯を挟み込んだフレームです。

芯の先まで彫金が施され、非常に美しい仕上がりですね!

 

現代のメガネのほとんどは、「シューティング」という技術で作られています。

テンプルになるプラスチックに細い金属をぐさっと刺していく、という方法です。

早く簡単に生産できる分、芯に細かい装飾がある場合は途中でつっかえてしまいます。

 

対して「芯張り」は、二枚の薄いプラスチックの間に芯を挟みこむ方法です。

熱を加えてプラスチックを圧着させるのですが、

気泡が入ってしまったり、圧力をかけているうちに芯がずれてしまったりするため

職人の長年の勘を働かせて圧力を掛ける時間や温度を測るのだとか・・・。

大量生産の難しい、非常に繊細な作業を挟んで作られるのが「芯張り」という技術です。

 

内側には透明なプラスチックを使っているため、彫金が綺麗に見えます。

外側から見ると、こちらのカラーは柄の隙間からさり気なく見えるものに。

この芯があるのとないのとでは、フレームの存在感も段違いです!

 

SHINBARIのコンビネーションフレームは、ブリッジ部分も特徴的。

テンプルの彫金と同じ模様が刻まれています。

 

SHINBARIはセルとコンビ、ボストンとウェリントンそれぞれの組み合わせがございます。

鯖江の職人の技術が詰め込まれたこのフレームは、

「CRAFTMAN EDITION SHINBARI」の名を冠しているもの。

ぜひその目で繊細な技術をお確かめください!
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