本当に良いと思える モノづくり

2019年10月25日

こんにちは、MOCA金剛店の芦野です。

 

10月23日はMOCA富田林店メンバーと一緒に

ブロスジャパンさんへ工場見学に行ってきました!

 

ブロスジャパンといえば「BJ Classic Collection」。

代表取締役の浜田社長のこだわりがこれでもかと詰まったブランドです。

制作過程のこだわりについては、他のメンバーが詳しく話してくれていますので、

私からはブロスジャパンの”思い”や”歴史”についてお話しさせていただきます。

 

最初に断っておきましょう。

ブロスジャパンは、圧倒的な熱意を持ったところでした!

 

「自分たちが本当に良いと思ったものしか作らない」

それがブロスジャパンの根底にあるものだと、浜田社長は話してくれました。

 

浜田社長は、元々大手食品会社に勤めていた方でした。

一日80万個の商品を作るような場所でブランドマネージャーとして

商品開発に携わっていた浜田さんですが、30才のとき、転機が訪れます。

息子さんに重度のアトピーが発覚したのです。

「会社で作っているものは息子に食べさせられない」と思ったこと、

そして「息子に誇れる仕事をしたい」と考えたことをきっかけに会社を退職。

「自分が本当に良いと思ったものを作る、究極のモノづくりがしたい」

強い意志を持ちながら目をつけたのが、メガネでした。

 

きっかけは奥様の実家が鯖江の眼鏡製造会社だったこと。

そこで半年間眼鏡の修行を積み、周りの助けも借りながら

世界最古のメガネメーカー、アメリカン・オプチカル(AO)の日本総代理店代表に。

企画・商品開発にも携わり、鯖江の職人の技術力を持って

当時はその技術を失っていたAO社のクラシックフレームを蘇らせたのです。

浜田社長がAO社から譲り受けたフレーム サーモントのモデルも写っています

 

しかし、浜田さん曰く

「会社に雇われている以上、本当に自分の作りたいものは作れない」

メガネ修行とAO社の経験で得た職人との信頼関係をもって

2004年に自社ブランド、「BJ Classic Collection」を立ち上げたのです。

 

今でこそ人気のクラシックフレームですが、当時はまだブームも来ていない時。

それでも浜田さんは「自分が本当に良いと思ったもの」にこだわってきました。

新コンセプトの「EVE un BLUE」でも、もちろんその精神は顕在です。

 

浜田さんのお話を聞いて、私はすっかり圧倒されていました…。

こんなに情熱を持って行動できる人がいるのかと…!

細かいこだわりについては、ぜひ他のメンバーのブログでもご確認ください。

職人さん一人ひとりの芸術のようなモノづくりと、ブロスジャパンの持つ熱い思いを

ぜひとも様々な視点から感じてください!

 

 

余談ですが、ブロスジャパン本社は海外の別荘のような素敵な空間でした。

熱帯魚の水槽があったり、秘密基地のような車庫があったり、

とても綺麗なゲストルームがあったり…。

社員がのびのびと「究極のモノづくり」を追求できる場所なのだと思います。