のぼせもん

2017年10月22日

MOCA富田林店のホシです。

 

台風が久しぶりに直撃しています。

さて、私は帰宅することができるのでしょうか?

 

『植木等とのぼせもん』

ノーマークでしたが、かなりの良作でした。

植木等さんと小松政夫さんの師弟関係がメインの内容でしたが、

登場人物に通底する昭和の粋とダンディズムにしびれました。

平成の今、どこに置き忘れてきたんでしょうね。

 

そのなかでも脇を固める、山内圭哉さん、浜野謙太さん、伊東四朗さんが特に印象に残っています。

リリパットから知っている辮髪の僧正も、

最近やっとドラマに出てくれるようになってうれしい限りです。

人情厚いリーダーを飄々と演じていました。

コミカルベースでも、決めるところはしっかり決める

緩急のある演技は見事です。

 

ハマケントロンボーン上手いなぁと思ったら、

「SAKEROCK時代にやってたやん」とひとりでツッコミを入れてしまうほど、

隠れエキセントリックな谷啓役を好演していました。

 

そして、なんといっても話に重みを持たせる伊東さんの存在感。

そのなかにみせるコメディアンの軽妙さ。

やはりよい役者さんだ。

 

そんな伊東さんが劇中で、厚手のセルフレームを素敵に掛けこなしていました。

年配の方にセルフレーム。

かなりアリなんじゃないの?と思わせてくれました。

カラーも黒ではなくブラウン系で。うっすらわかるデミ柄なんて素敵すぎます。

 

さて、本日紹介するのはコチラ

TOM FORD

TF5432-F 005 52□18 145

フロント表面は濃いブラウン。裏面は透明度の高い同色の張り合わせ。重厚感のなかにも、軽さを演出。

敢えてテンプルは太めのタイプを選んでいただきたい。大人の余裕を醸し出します。

 

このロゴが入ることで、トレンドにも気を配っている洒落者を主張。

 

是非とも年配の男性に挑戦していただきたい一本。

オススメです。